#おかしぃオーディオ

オーディオ製品の感想を書いていきます。たぶん

今年買ったオーディオ機器たち2023

今年も年の瀬になりました。あっちゅう間ですね。ということで一年を振り返る記事として今年買ったオーディオ系の製品をブログで書かなかった物含めて紹介しようと思います。よろしくお願いします。

1. FiiO BTA30 PRO Bluetooth対応USB-DAC

年の初めに買った製品で、Bluetooth音声送受信が出来てUSB-DACになって更にSPDIF入出力も付いてる超多機能ガジェットです。当初はパソコンでLDAC使いたいと思って買ったのですが結局今年はLDAC対応ヘッドホンイヤホンを購入せず仕舞いで今はニンテンドースイッチのUSB音声出力をSPDIFに変換するDDCとして活躍しています。多機能で助かります。

2. final A5000 有線イヤホン

こちらもBTA30PROと同時期、ってか同時に購入した記憶。final製品はfinal E-Typeイヤーピースとイヤーフック、あとagブランドのCOTSUBUを持っておりいずれも出来が良くてお気に入りだったのでfinalのイヤホンどれか欲しいなぁと思い丁度当時発売されたばかりのA5000を試聴して良さげだったので購入しました。ブログに紹介しようと思いましたが、サウンドの方が良い意味で特徴(というか癖)が少なくて、普通に良いイヤホンとしか言いようが無くて書きそびれてしまいました。なのでここで供養がてら紹介。実用面においても軽量で使いやすく、CIEM2ピンでリケーブルも豊富とあって予算3万円くらいで良さげなイヤホンを探してる人にオススメです。あと今年10月以降に3.5㍉プラグの形状がストレートからL字に変更された様です。個人的にL字の方が好きなので有り難い変更と思いながらそれまで待ってから買えば良かったと後悔。

3. Shanling M0Pro DAP

4月に購入した超小型DAPです。ブログでも紹介しました。思いの外アクセスが結構多くて、スマホTWS全盛の現在でもこういった製品に需要があるということでしょうか。

0kac-audio.hatenablog.com

あれから通勤や散歩のお供として毎日酷使しており結果ボリュームホイールの挙動がおかしくなりちゃんと音量が上げ下げ出来なくなってしまいました。修理に出そうか考え中ですが多分この手のダイヤルエンコーダーは耐久性が低いので修理に出してもまた再発するだろうなと思い絶賛使用続行中です。

4. EarMen Angel ポータブルDAC・ヘッドホンアンプ

こちらもブログで紹介済。

0kac-audio.hatenablog.com

試聴の結果、音質が良いという理由だけで衝動買いした製品です。自宅でのリスニングはもちろんのことM0Proと組み合わせてポータブルとして持ち歩いてイヤホンヘッドホンの新製品の試聴に使ったりなど大活躍しております。音質はスッキリ高解像系でありながら音色が薄っぺらくならず、奥行き方向に広い空間表現と相まって充実感のあるリスニングが楽しめます。特に音色や響きが豊かなヘッドホンイヤホンと合わせることでその良さを最大限に引き出せる相性の良さを感じました。マジオススメです。

5. UE Reference Remastered カスタムIEM

こちらも(以下略)。

0kac-audio.hatenablog.com

前からずっと試したかったカスタムIEMを思い切って実際作ってもらいました。結果、音質はもちろんの事、装着感の良さと遮音性の高さに大満足でもっと早く買えばよかったと後悔するレベルでした。ただし完璧かと言われるとそうでもなく、耳の形通りの形状のためフィットがシビアで、耳にちょっとした出来物があればそれでフィット感が損なわれたり*1、横になると重力で耳の形が微妙に変わるせいで遮音性が悪くなるなど、欠点もありますが普通に使う分には問題にはならないでしょう。

6. RME ADI-2 DAC FS 据え置きDAC・ヘッドホンアンプ

手ぶらでイヤホン屋さんに冷やかしで試聴しに行ったら状態の良い中古品が安価で置いてあったので気づけばお持ち帰りしてました。こういう定評ある超高解像リファレンス系サウンドの機器を一台持っておけば今後アンプやヘッドホンの聴き比べが捗るよなとか、もし真空管アンプとか買ったらこういうサウンドと組み合わせれば良いんじゃねとか考えてたら俄然購入意欲が湧き起こって結局購入してしまったという典型的な衝動買いパターンです。実際のサウンドもEarMen Angelを凌ぐ高解像感で音像もはっきりくっきりで録音に含まれる情報すべてを掬い上げるかの様でさすがスタジオ機器って感想です。こういう機器ってサウンドがシビアで聴きづらいなんてイメージがあるんですがADI-2 DAC FSは意外にも刺さりとか特定の音域が飛び出してくる感じが無くて聴きやすいです。ヘッドホンアンプの出力に余裕(1500mW/ch)があるからなんでしょうかね。ちなみにIEM端子がありますがこちらは低ノイズ重視ですが、ホワイトノイズが気にならないなら通常のヘッドホン端子に接続した方が音のキツさが少ないので良いと思います。

7. final ZE8000 MK2 ワイヤレスイヤホン

前述した通りカスタムIEMだと横になった時に遮音性が無くなって使いづらいので横になって聴く用でどうせならワイヤレスが良いなと思い試聴の末ZE8000MK2を購入。これでfinalのイヤホン2個目になりました。個人的にワイヤレスイヤホンはどれも一般ウケするようなドンシャリ系の派手目なサウンドばかりの印象で敬遠してたんですがZE8000 MK2はそういった派手な演出を廃した実直なサウンドが気に入りました。ただしノイキャン性能はかなり低いので騒音下でのリスニングは依然カスタムIEMに頼ることになります。メーカーも謳ってますが音質で選ぶ人にオススメって製品です。かなり気に入ってるのでおいおい個別記事で紹介しようと思います。

 

以上、7点紹介しました。他にもケーブル類とか細々したのも買ってたりするんですがほんとに細々としてるので省略しています。正直、ちょっと気に入ったからといって買ったところですぐに使わなくなるだろうと思って購入は慎重で、買おうか悩み悩んで結局見送った製品も結構あって今年はあまり買ってないだろうと思ってたんですが意外と買ってましたね。しかも慎重とか言いながら衝動買いもしてるという財布のガバガバっぷりに我ながらにビビりますね。さらに数年前から耳を肥やそうとストリーミング有料プラン入ってるにも関わらずハイレゾ音源を購入しまくってるので、無趣味のつもりだったけれどもそれなりに音楽にお金掛けてんなぁって思う一年でした。ただ音質周りは自分なりに落ち着いてきたので2024年以降はそこまで買い物しない予感です。とか言ってまた衝動買いするんだろうなぁって思いもあります。

それでは来年もよろしくお願いします。

*1:そもそも出来物あるならイヤホン着けるなという話ではあるんですが。